本校の輝かしい伝統を築き,又良き社会人としての基礎をつくる為,我々は次の諸項目を厳守する。
礼 儀
礼儀は自己の人格の表れである。常に相互の人権を尊重し,他に対しては親切であり,協力を惜しまないこと。校内外を問わず挨拶の励行に心がけ,言葉使いは標準語を用い,特に目上の人には,敬語を用いること。
学校生活一般
学校生活における生徒本来の努めは,学習にあることを自覚し,各教科共忍耐強く励み,特に専門科目を理解するためには,予習,復習を怠ってはならない。又すべての学習によって,社会生活に必要な,知識と技術と習慣とを身につける様に,努力することである。
- 授業の始めと,終りには全員正しく礼をすること。
- 教室内では,他の生徒の邪魔にならぬよう心掛け,学習に精神を集中すること。
- 教科書や学習用具には正確に記名し,大切に取扱うこと。
- 授業始業後,教科担任が,見えない時は,委員長は,直ちに教務部に連絡すること。
校内生活
- 常に教室は,清潔を保ち,美化に努めよう。
- 公共物を破損した場合は,学級担任に申し出ること。
- 校舎内の清潔を保つため,本校指定の色分けをした上履を使用すること。指定品以外は使用を禁ずる。
- 昼食は定められた時間に,所定の場所でとること。
- 昼食は携行し,昼食のための外出は禁止する。
- 実習作業の場合は実習用帽子を着用する。
- 生徒のみの集会は,その目的の如何を問わず,事前に学級担任を経て,学校長の承認を受けること。
- 校内で所持品を紛失した時,又は遺失品を発見した時は,直ちに学級担任に届け出ること。
- みだりに他の教室,実習室,事務室,職員室,校長室等に出入りしてはならない。入室する場合には必ず許可を得ること。
- 止むを得ず時間中に外出しなければならない場合は,学級担任に届け出,外出許可印をもらって外出すること。
- 外部から来た人と,面会する時は,学級担任の許可を得なければならない。
- 一般生徒の下校時間は原則として午後6時までとする。なお,女子については暗くならない時間に帰宅すること。
- 休業日に校庭,教室,実習室等を使用する場合は学校長の承認を得ること。
校外生活
- 通学に際しては,日課時限を厳守し,遅刻,早退のないように努力する。
- 電車,バス,徒歩何れの通学においても交通道徳を守り,特に電車,バスの通学生は,老人,婦女子に座席を譲るように務めること。
- 夜間の外出は原則として父母同伴を除き,午後9時までとする。
- 外泊は原則として認めない。止むを得ぬ場合は必ず学級担任及び保護者の許可を得ること。
- 次の場合は,事前に学級担任の指導助言を得たのち,生徒指導部に届け出て許可を得ること。
- 保護者の同伴しない,個人またはグループでの旅行,登山,サイクリング,海水浴,同窓会等を計画するとき。
- 保護者のもとを離れて下宿等により通学しようとするとき。
- アルバイトをしようとするとき。
- 校外での各種の団体に加入し,またはその主催する行事,集会等に参加しようとするとき。
- 運転免許証を取得しようとするとき。
- パチンコ店・クラブ(ダンス)その他風紀上,好ましくない所への出入りはしてはいけない。カラオケボックスは,保護者同伴を原則とする。
- 本校生徒としての自覚をもち,品位ある行動をなすよう努めること。
- 健康に留意し,常に学習に支障のない様努めなければならない。
出 欠 席
- 欠席,欠課,早退,遅刻をする場合は必ず事前又は事後に生徒手帳の理由書に記入し,保護者の印を得て学級担任の許可を得なければならない。
- 遅刻した時は所定の手続を経て入室し,後に学級担任へ遅刻理由を報告すること。
- 病気のため1週間以上の長期にわたって欠席する時は,医師の診断書を添えて届け出ること。
- 忌引する場合は必ず届書を学級担任へ提出すること。忌引日数は父母7日以内,祖父母,兄弟3日以内,伯叔父母1日,曾祖父母1日。
- 受験(進学・就職)する場合,学校代表として各種の会合に参加する場合,その他不可抗力により,出席出来ない場合等に正規の手続をなした時の欠席,欠課,遅刻,早退は出席として取扱う。
服 装
- 学内および登下校は,指定の制服を着用のこと。
- 放課後,休暇,休日等に外出または旅行する場合は,高校生らしい服装を着用すること。但し,試験等で外出する場合は,制服を着用すること。どちらも生徒手帳は携帯すること。
- 容儀全般において容儀規定一覧の通りとする。
容儀規定一覧(冬服)
■冬服規定及び頭髪規定
(男 子 / 女 子)
- パーマ(ストレートパーマ)・アイロン・カール・ムース・ジェル・ワックス等禁止。
- 髪色の脱色染禁止。(ドライヤー等による変色も認めない)
- 前髪は自然な状態で目にかからないこと。
- 第一ボタンを留めること。
- ツーブロックや左右非対称の髪型の禁止。
- 生徒手帳を携帯すること。
- 通学用リュックは学校指定の物とする。
- 制服は購入時の形を基本とし,改造・変形をしないこと。
- ソックスは学校指定のものを履くこと。
(男 子)
- 襟足は両指を入れて出ないこと。(人差し指と中指で髪毛をはさむ)
- 側頭部の髪は耳にかからないこと。
- 上頭部と刈上げ部分の長さの著しく相違があるのは認めない。
- もみ上げは耳の真ん中が基準。
- ベルトは学校指定とする。
- 靴は学校指定のものとし,かかと部分は踏みつけない。
(女 子)
- 前髪は自然な状態で眉にかからないこと。かかる場合はピンで留めること。
- リボン・ピン・ゴムは派手でないものとする。
- 口紅・マニキュア・色付のリップクリームは一切禁止。
- 眉を剃ったり化粧は禁止。
- 化粧品等の不用品は持ち込み禁止。
- スカートの丈は,膝頭中央を基準とする。
容儀規定一覧(合服・盛夏服)
■合服規定(冬服のブレザーを脱いだ状態) ■盛夏服規定
男 子 | 女 子 |
ズボン・シャツ・ポロシャツ・ベルトは学校指定の物とする。 | ブラウス・スカートは学校指定の物とする。 |
スカート丈は膝頭中央を基準とする。 | |
ソックスは学校指定の白と紺とする。 | |
靴は学校指定の物とする |
※制服は採寸時の形を変えないこと。体型に合わせ修正する場合は生徒指導部の許可を得ること。
バイク
- 条件許可以外免許取得禁止。
自動車
- 3年生は,9月1日以降(指定校のみ)より免許取得は許可する。
自転車通学生の許可登録
ステッカー貼付について(全学年)
- 自転車通学生は許可登録(ステッカー貼付)をすること。
- 自転車通学生は,登録する(買い替え等の変更についても)自転車の「車体番号」・「防犯登録番号」を確認のうえ担任に報告すること。
- ステッカー代…1枚120円とする。
- ステッカーを貼る場合は後輪カバーの下から15~20cmのよく見える部分(下図参照)に貼り付ける。
(図)貼り付ける場所(下から15~20cmの良く見える部分に貼り付ける)
また,自転車のタイプは下図のタイプと限定する。
- 盗難防止のために必ず二重施錠をすること。
- 防犯登録・ステッカー貼り付け・二重カギを確認のうえで自転車通学は許可となり許可書を発行します。
⇒(盗難にあった時,警察の方で防犯登録ナンバーを控えることになります) - 定期・不定期的に二重鍵の調査を行います。盗難被害に遭わないようにしてください。
休 学
- 生徒が休学をする時は,学級担任を経て,学校長の許可を得なければならない。
- 病気療養,その他の理由で長期欠席(3ヶ月以上)を必要とする場合,休学を願い出ることが出来る。この際,保護者出校の上,必要書類を提出すること。尚,休学期間中の授業料は免除される。
- 休学中の者が病気全快等で「復学する」時は再度保護者登校の上,必要書類を提出して復学を申し出ることができる。
- 家庭の事情により退学する場合は,保護者同伴の上,出校し,退学願を提出すること。
授業料納入に関する心得
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- 授業料,その他の納金は毎月10日迄に当月分を事務局に納入しなければならない。納入期日まで納入不可能の者は指定期日までに必ず延納願を提出すること。
- 授業料その他納金について,銀行預金口座振替制度の利用者は次の事項について注意すること。
- 口座振替は毎月10日利用の金融機関の口座金額に不足を生じないよう注意のこと。(但し特例月として4月は20日,3年生の3月分は2月10日)
- 10日の口座振替の未納者は特例としてその月の20日に再度振替をしますので不足のないよう注意のこと。
- 口座振替制度の利用できる金融機関は,宮崎銀行,宮崎太陽銀行,宮崎県農業協同組合,ゆうちょ銀行の各本支店。
- 授業料その他の納金を3ヶ月滞納した者は,出校停止とする。又学期末に於て,その月までの未納者は,定期考査の受験資格を与えない場合がある。但し保護者及び保証人の連名を以て,延納願を提出し学級担任,科長,部長を経て学校長の許可を受けた者はこの限りではない。
- 退学,休学する場合は,その月までの授業料その他の納金を全額納入しなければならない。
賞 罰
- 学業優秀,操行善良,又は,特別善行のある者は之を賞する。
- 生徒心得を無視し,校則に違反し生徒としての本分にもとる行為があった場合は内規により之を処分する。
- 処分の種類
- 訓 戒
- 謹 慎
- 停 学
- 退 学
単位の認定について
単位の認定は平素の学習成績のほかに出席状況,学習時数を考慮して行う。
- 単位の認定は判定会で審議し,学校長がこれを認定する。
- 単位の認定は各学年末に行う。ただし,仮進級者の単位認定については別に定める。
- 次の各号をすべて充たす者は,その教科・科目の単位を認める。
- その教科・科目の認価が30点以上であること。
- その教科・科目の年間出席時数が授業実施時間数の5/6以上であること。
- 前項のいずれか一つを欠く場合は判定会議で審議し,その措置を決める。
単位の追認された場合の評価は,合格点の最低点である30点とする。
進級および卒業の認定について
- 進級・卒業の認定は,判定会議で審議し,学校長が認定する。
- 次の各号をすべて充たす者は,進級を認めるものとする。
- 本校所定の教育課程で,当該学年の単位をすべて修得していること。
- 出席日数が出席しなければならない日数の2/3以上であること。
ただし,校則違反による出校停止のある者は特別審議する。 - 校納金を完納していること。
- 卒業の認定については,進級の認定を準用する。
- 転入等により,本校所定の単位を修得できない者に対しては,修得単位の合計が74単位以上であれば特例を認める。
- 進級及び卒業の要件を備えていない場合は,判定会議で審議し,仮進級・原級留置きを含む処置を決める。
仮進級の場合は不認定の教科・科目のみ,原級留置きの場合は当該学年のすべての教科・科目の単位の修得を認めない。 - 欠席日数が年間出席しなければならない日数の1/3を超える場合は原則として原級留置きとする。
ただし,欠課時数は6時間を1日として算定し,欠席日数に加算する。 - 当該学年の教科・科目数の1/3以上が30点未満の者は,原則として原級留置きとする。
生徒役員と任務
- 学級に次の役員を置き学級担任に協力し自主的に学級活動を行い善良な級風を樹立し,充実した学級をつくることに努める。
- 役員は選挙により,これを決定し1学期交代とする。
- 役員の主な任務は次の通りとする。
委員長 (1名) 学級掌握,学習指導 副委員長 (1名) 委員長補佐,教室管理 書 記 (1名) 記録と諸調査 会計委員 (1名) 金銭出納 風紀委員 (3名) 礼節指導,服装検査と諸注意 保体委員 (2名) 健康管理,厚生,体育授業への連絡 環境美化委員 (2名) 清掃の点検,黒板その他掲示物の活用 図書委員 (2名) 図書管理,図書主任補佐 文化委員 (3名) HRの計画と運営 学習委員 (3名) 教科担当との連絡,10分間テストの採点
日直の任務
- 教室の整理,窓の開閉,教卓の清掃。
- 黒板の清掃。
- 日直日誌の記帳。
- 各委員の事務に属しない学級事務。
通学心得
- JR通生心得
- 公共の乗物としてのマナーを遵守すること。
- 正しい服装で乗降すること。
- スクールバス通生心得
- あいさつの励行。
- 事故防止に全力を尽くすこと。
- 宮交バスについては定期券を提示すること。
- 正しい服装で乗降すること。
- 自転車通生心得
- 道路交通法を遵守すること。
- 常に安全運転に心がけること。
- ステッカー登録を完了しておくこと。
- 二重鍵の徹底をすること。
- 寮生心得
- 寮規則の遵守。
- 基本的生活習慣を身につける。
- 下宿生心得
原則として下宿は認めていない。
図書室の利用について
- 学校の休業日及び図書整理の期間を除いて,原則として次のとおり開室する。
平 日 8:40~17:00 (但し,開室時間を変更することがある。) - 禁帯出のラベルのついた図書は,館外貸し出しをしないが,室内で閲覧できる。
- 図書の貸出し及び返却については,次のことを遵守する。
- 貸出し:個人帯出カードに,図書の請求記号と題名,貸出・返却日の日付を記入する。
- 返 却:自分のクラスと氏名を告げ,図書をカウンターの係に渡す。
- 図書の貸出し冊数は1人3冊までとし,貸出期間は当日を含めて15日間とする。また貸しは禁止。
- 借りた本を紛失した場合は,原則として弁償するものとする。
- 室内では飲食を禁止する。(飲食物の持ち込みも禁止)